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若き環境活動家Bryan Sinatraさんは、バリ島を拠点にマングローブの再生と保護に取り組むNGOの代表です。彼は2024年の国連ユニタール「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成研修:海洋と人間の安全保障」を修了しました。Bryanさんはこの研修で学んだ知識を活かして、自身の団体が製造するマングローブ由来製品の販売拡大に取り組んでいます。また、環境の持続可能性におけるマングローブの重要性を広く伝えることも目指しています。彼は、マングローブ保全を沿岸生態系全体の視点で統合的に捉えるホリスティック・アプローチの導入に意欲的です。, 2025年6月03日 広島 – 美しい自然で名高いインドネシアは、一方で災害の多い国でもあり、深刻な環境問題に直面しています。こうした状況を変えるべく立ち上がった若き環境活動家Bryan Sinatraさんは国連ユニタールの「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成研修:海洋と人間の安全保障」に参加しました。, Bryanさんの環境への情熱は、サンゴの収集から始まりました。それがきっかけで、沿岸部の暮らしを守る必要性を強く感じるようになりました。この情熱に導かれ、2023年にはマングローブの再生と保護に特化したバリ島拠点の非政府組織(NGO)のCEOに就任しました。同団体は、地域の漁師たちを支援し、技術とコミュ...
2025年2月12日、兵庫 – 国連訓練調査研究所(ユニタール)と株式会社パソナグループは、アジア太平洋の18か国から集まった50人のリーダーを対象に、兵庫県淡路島で研修を共同実施しました。この淡路島での研修は2025年2月10日から12日にかけて行われ、インド太平洋地域における海洋と人間安全保障の課題に効果的に対処するための実践的なスキルを参加者に提供しました。この連携は、2023年に締結された覚書を通じて、株式会社パソナグループと国連ユニタールのパートナーシップをさらに強化する重要な一歩となりました。, 淡路島での研修セッションは、「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成研修:海洋と人間の安全保障」研修事業における12日間のワークショップの最初の研修項目として実施されました。この事業は、日本政府の支援を受け、国連ユニタールが実施する「しまなみコレクティブ」イニシアティブの一環として行われています。株式会社パソナグループは、地方創生と地方の新たな雇用機会創出を目指した広範な取り組みの一環として、2020年に本社機能の一部を淡路島に移転しました。本研修の実施においては、淡路島でのフィールドワークやインタラクティブな講義などの学習項目のデザインや運営を、国連ユニタールと株式会社パソナグループが共同で行いました。研修では、海洋と人間の...
国連ユニタールは「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成:海洋と人間の安全保障研修」の最終フェーズに当たる12日間のワークショップを開始しました。このワークショップは、淡路島、広島、東京、千葉で実施され、アジア太平洋18か国から50名が参加しています。本事業は日本政府によって資金提供されています。このワークショップは、研修の主要パートナーである株式会社パソナグループの代表者も出席する中、兵庫県淡路島で正式に開会しました。参加者は、専門家による講義や視察を通じて、海洋資源管理、持続可能な漁業と農業、海洋の環境保護、地域コミュニティのエンパワーメント、災害リスク管理、政策立案に関する実践的な知識を習得します。2025年2月21日、国連ユニタールは東京で公開イベントを開催し、同イベントはライブ配信されます。このイベントでは、選抜の参加者グループが海洋と人間の安全保障に関する課題に対する政策提言と実践的な解決策を発表します。, 2025年2月10日、兵庫 - 2月10日、アジア太平洋地域の18か国から実務者50名が、海洋と人間の安全保障に関するワークショップに参加するために兵庫県淡路島に集結しました。国連訓練調査研究所(ユニタール)主催の同ワークショップは、2025年2月10日から21日までの12日間、「自由で開かれたインド太平洋のリーダ...
イラク南部出身のMohammed Albadriさんは、大学で医用生体工学を学んだ後、食料不安問題に精力的に取り組んでいます。イラクの農業は、干ばつと水資源不足に悩まされています。彼は、農業にハイドロゲルを用いて水の使用量を削減しつつ、生産量を維持するというアイデアの事業化を試みています。2024年に実施された国連ユニタールの「エジプト、イラク、レバノンにおける食料安全保障と経済発展の促進のための起業家精神とイノベーション」研修事業に参加しました。Mohammedさんにとってこのプログラムは心を動かされるような刺激的な学びの場となり、水管理に関する革新的な解決策を追求する自信とスキルを与えてくれました。, 2025年9月1日、広島-Mohammed Albadriさんは、イラク南部出身で、大学で医用生体工学の学位を取得したばかりです。彼は自国が抱える食料不安問題を解決したいと考えており、その実現手段の一つとして、ハイドロゲルを利用して水を節約し、農業システムをより持続可能なものにするという構想を持っています。国連ユニタールの「エジプト、イラク、レバノンにおける食料安全保障と経済発展の促進のための起業家精神とイノベーション」研修事業は、その構想を実現するためのスキルの習得を後押しするものとなりました。, Mohammedさんは、大学近くの川の水...
ユニタール南スーダン奨学プログラムは、2015年から2019年までの過去5回のサイクルにおいて、多くの学びを得ました。
本研修では、南スーダン若手から中堅の専門家を対象に、南スーダンの地域のニーズや起業背景に合わせたデザインの作成目的に、イラク国内青年層の知識、スキル、姿勢の成長に向けた方法に焦点を与える12ヶ月の研修を行っています。
南スーダンの国内人口の3分の2は30歳未満であり、若者の90%は正規の雇用につけない状態でいます。多くの南スーダン人が生活のサポートをコミュニティーや家族から得ている状態で、職を得ることは最優先の課題となっています。また、南スーダンは、長い戦乱を経験したことにより、経済が不安定な状況にあります。加えて、政府の支出の多くが軍部に充てられている中、治安の維持が社会の最重要課題となっています。このような南スーダンの状況を考慮し、ユニタール南スーダン奨学プログラムは、南スーダンの青年層のより良い未来のために必要とされるプロジェクトマネジメント、リーダーシップ、そしてビジネススキルを得る機会を研修生へ提供します。
「2020年度 架け橋をつくる:南スーダン奨学プログラム 起業家・プロジェクトプラニング」は、持っているアイデアを実際の行動に導くための重要なスキルを養います。本プログラムの初回研修では、大小規模サイズの...
戦略マネジメントを専門に研究を行う、パプアニューギニア出身のLoretta Diluさんは、2024年の国連ユニタール「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成研修:海洋と人間の安全保障」を修了しました。海洋と人間の安全保障に関する予備知識がほとんどなかったにもかかわらず、彼女は並外れた努力と成果により、最終フェーズに進出した優秀な参加者の一人に選ばれました。Lorettaさんがこの研修で得た重要な学びのひとつは、集合的な行動の力でした。研修後、彼女は環境と地域社会の両方に資する、湖の再生プロジェクトを立ち上げました。彼女は、環境問題には共同での解決が不可欠だと認識しており、人々に「自分にも変化を起こせる」という自信を持つよう促しています。, 2025年6月03日、広島 – 大学講師のLoretta Diluさんは国連ユニタール「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成研修:海洋と人間の安全保障」プログラムに参加する以前、海洋と人間の安全保障に関する知識はほとんどありませんでした。しかし、彼女は粘り強く取り組み、見事な成績を収め、プログラムの最終フェーズへの進出者に選ばれました。この研修を通じて、Lorettaさんは海洋と人間の安全保障に対する理解を深めただけでなく、世界を支える複雑なつながりの重要性にも新たな気づきを得ました。今...
タイの外交官Manchulika Wongchaiさんは、2025年2月に広島で開催された第10回「核軍縮・不拡散広島研修」に参加しました。Manchulikaさんは、軍縮における新興技術の影響を考慮する重要性を強調しています。この研修で得た知見は、核兵器禁止条約(TPNW)第3回締約国会議への準備に役立ちました。彼女は他の外交官との交流に勇気づけられ、若者が外交官を目指すことを後押ししたいと考えています。, 2025年3月26日、広島 – タイ外務省国際機関局平和・安全保障・軍縮課の三等書記官であるManchulika Wongchaiさんは、2025年2月に広島で実施された国連ユニタール核軍縮・不拡散広島研修に参加した15名のうちの一人です。, タイは核軍縮に積極的に取り組んでおり、核兵器禁止条約(TPNW)の採択にあたって署名・批准を行った最初の3か国のうちの1つです。また、域内における核兵器を禁止し、国際の平和と安全の促進を目的として設立された、東南アジア非核兵器地帯条約(SEANWFZ、通称バンコク条約)の締約国でもあります。 TPNWは2021年1月22日に発効し、核軍縮への包括的なアプローチをとっています。締約国は、核兵器の開発、保有、貯蔵、使用、あるいは使用するとの威嚇を行わないことに合意しています。Ma...
2022年も残りわずかになりました。本年も国連ユニタール持続可能な繁栄局は、「新たな日常」のなかで、実務的なスキルや考え方を得られる学びの機会を必要とする多くの方にお届けしようとまい進して参りました。
来年2023年は、ユニタールにとって特別な年となります。ユニタールが創設されてから60周年、ユニタール広島事務所が設立してから20周年を迎えます。研修の提供や組織強化に一層力を入れ、SDGs達成に貢献して参ります。
※リンク先が英文となっている場合があります。ご了承ください。, 2022年11月22日、東アフリカ地域政府間開発機構事務局は国際連合開発計画(UNDP)・ユニタールと共同で、女性を対象とした起業・金融リテラシーオンライン研修を東アフリカで開始しました。25名の女性起業家がパイロット事業に参加し、5週間のオンライン研修と1週間の地域別対面ワークショップに取り組んでいます。研修を通して、参加者の起業及び金融に関する能力を強化し、参加者が自身でビジネスの機会を見出し、地域課題の解決に貢献することを目指しています。
なお同研修は、2021年にユニタールが実施した、アフリカにおけるジェンダー平等と女性の地位向上プロジェクトにおける、研修ニーズ調査の結果に基づいて作成されました。
もっと読む, 2022年9月、ユ...
2021年2月12日・広島 - 「国連ユニタール・イラク奨学プログラム - より良い未来を描く:イラクの若手起業家・リーダーをインスパイアする」研修を修了したバラー・ハミード・サルマンさんが、米国を拠点とする世界最大の電気電子専門家組織アイ・トリプル・イー(IEEE)によるグローバルスタートアップリソース指標の地域大使に選出されました。IEEEは、起業を目指すエンジニアを対象に、同指標を通じて支援金やネットワーク等の情報などを提供しています。
サルマンさんは、イラク奨学プログラム研修の一環として、バスラの油田地帯で排出される多量の塩分濃度が高い水を低塩分化し、飲料水や農業用水として活用するOil4Waterプロジェクトを開発。その卓越した事業計画に、イラク奨学プログラムの2020年度のコーチにも選ばれ、講師と研修生をつなぐ指導者としても活躍しています。本研修では、2021年3月まで、イラクの研修生とともに、エチオピア・ケニア・スーダン・ソマリアの若者も学んでいます。, 起業家精神とイノベーションの基本を学ぶ研修は、国連ユニタール広島事務所・持続可能な繫栄局が実施する「企業と民間セクターの発展」分野の研修の一例です。研修生は、小グループに分かれて各分野の専門家の指導のもと、現実に直結した課題とその解決方法を追求します。マイクロラーニングを利用...
アジア太平洋18か国から集まった研修参加者50名が、国連ユニタールの「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成:海洋と人間の安全保障研修」の最終フェーズである12日間の日本での対面ワークショップ(2月10日~21日)を終え、3フェーズにわたり実施された同研修プログラムを修了しました。このワークショップは、参加者の能力強化を図るとともに、インド太平洋地域における海洋と人間の安全保障の課題に対する地域のレジリエンスを高めるためのネットワークを強化すること目的とし、日本政府の支援により実施されました。参加者は淡路島、広島、千葉、東京を訪れ、専門家による講義やフィールドワークに参加し、海洋資源管理、持続可能な漁業と農業、海洋保全、沿岸域の資源管理、排水処理、災害リスク軽減など関する知識を深めました。最終日には、参加者がエビデンスに基づいた政策提言を発表し、インド太平洋地域における海洋と人間の安全保障の課題に対する実行可能な解決策を示しました。ワークショップは、修了証授与式と研修成果を共有するための公開イベントで締めくくられました。, 2025年2月21日、東京 –アジア太平洋18か国から集まった研修参加者50名が、国連ユニタールの「自由で開かれたインド太平洋のリーダー育成:海洋と人間の安全保障研修」の最終フェーズである12日間の日本での対面...