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Savelinga Fatafehi ‘O Lapaha Fa’oliu, an assistant geologist with Tonga Geological Services, completed the UNITAR “Leave No One Behind: Rapid Response to Climate Crises through Early Warning Systems” training programme.The training, which included online phases and a study tour to Japan, helped Savelinga strengthen her skills to develop early warning systems to improve disaster preparedness.Savelinga learned the importance of integrating technology with community involvement. She aims to apply what she learned to build a more disaster-prepared and resilient community in Ton...
2022年12月23 日・広島 – 立命館アジア太平洋大学(APU)と国連訓練調査研究所(ユニタール)は10月7日、連携協力に関する覚書を締結いたしました。起業やデジタル技術の分野などの能力開発事業での連携強化を目指しています。
新たな学びの機会をユニタールの研修生、APUの学生をはじめとする多くの方々にお届けできるよう、実践知を共有し、インターンシップを含めた人的相互交流の取組に向けて協働していきます。
, 想定される取組
ユニタールが行う研修プログラムやイベント、セミナーへのAPU教員や学生の参加
APUの授業、講演会、シンポジウムへのユニタールからの参加
APUの大学院生を対象としたインターンシッププログラムなど
代表者コメント
立命館アジア太平洋大学(APU)学長 出口治明
世界の100以上の国・地域から学生が集まる「若者の国連」のような立命館アジア太平洋(APU)にとって、国連訓練調査研究所(UNITAR)と連携協力の覚書を締結できることは大変意義深いことであり、とてもうれしく思っています。
これまでも色々な協力をいただいていましたが、今後この協定を機会にさらに連携を強くし、世界の持続可能な発展と課題の解決に貢献できる人を共に育ててまいりたいと思います。
ユニタール総代表 ニキル・セス...
国連ユニタール広島事務所は世界遺産のニーズに基づき「世界遺産の管理と保全に関する研修」を15年間してきました。本研修は2003年に開始し、当初は世界遺産の管理と保全の成功事例に焦点をあてて研修を行いました。その後世界遺産推薦書の効果的な作成に必要なスキルや知識を学ぶ研修に移行しました。書類作成の複雑な要件を理解するのには知識とそれなりの費用が必要です。書類作成担当者のスキルアップは非常に価値のある投資であり、長期的には時間と費用両方の節約につながります。
国連ユニタール広島事務所はユネスコ世界遺産センターや諮問機関と共同で研修を実施し、2つの世界遺産がある広島で研修を行ってきました。毎年5日間にわたる研修の中で世界遺産の具体的な推薦過程や要件を学び、専門家の知見と経験を活かし成功事例やケーススタディなどのノウハウや意見交換を行ってきました。, 世界遺産リストへの登録には包括的かつ効果的な推薦書の作成が重要となります。そのためには世界遺産条約やユネスコの世界遺産条約履行のための作業指針の理解を深め、世界遺産推薦準備マニュアルを参考文献としながら研修を進めていきます。本研修では講師が説明を行い、実践的な演習を用いた対話型の研修手法を通じて下記項目の理解を深めていきます。
世界遺産条約の原則と目的
作業指針
顕著な普遍的価値の概念
比...
2021年2月12日・広島 - 「国連ユニタール・イラク奨学プログラム - より良い未来を描く:イラクの若手起業家・リーダーをインスパイアする」研修を修了したバラー・ハミード・サルマンさんが、米国を拠点とする世界最大の電気電子専門家組織アイ・トリプル・イー(IEEE)によるグローバルスタートアップリソース指標の地域大使に選出されました。IEEEは、起業を目指すエンジニアを対象に、同指標を通じて支援金やネットワーク等の情報などを提供しています。
サルマンさんは、イラク奨学プログラム研修の一環として、バスラの油田地帯で排出される多量の塩分濃度が高い水を低塩分化し、飲料水や農業用水として活用するOil4Waterプロジェクトを開発。その卓越した事業計画に、イラク奨学プログラムの2020年度のコーチにも選ばれ、講師と研修生をつなぐ指導者としても活躍しています。本研修では、2021年3月まで、イラクの研修生とともに、エチオピア・ケニア・スーダン・ソマリアの若者も学んでいます。, 起業家精神とイノベーションの基本を学ぶ研修は、国連ユニタール広島事務所・持続可能な繫栄局が実施する「企業と民間セクターの発展」分野の研修の一例です。研修生は、小グループに分かれて各分野の専門家の指導のもと、現実に直結した課題とその解決方法を追求します。マイクロラーニングを利用...
2021年3月26日・広島 ー 国連ユニタールは、広島県との第7期特定目的拠出金契約(2021年度~2023年度)に合意しました。2003年の設立以来、国連ユニタール広島事務所が実施する平和構築や軍縮など様々な分野の研修を世界中の約5万人もの人々に届けることができたのは、広島県のご支援のおかげであり、改めて感謝申しあげます。
2021年3月24日に本契約の調印式をオンラインで開催しました。湯崎英彦広島県知事からは、「国連ユニタールとの第7回特定目的拠出金契約書の合意をとても嬉しく思っています。引き続き国連ユニタール広島事務所の活躍を楽しみにしています」と激励をいただきました。また、被爆75年を機に、核兵器のない平和な世界の実現に向けた取り組みを強化するための新たな提案として策定された「ひろしまイニシアティブ」や、4月1日から発足する推進組織「へいわ創造機構ひろしま」(HOPe「ホープ」)」への国連ユニタールの協力に感謝の意を表されました。
「広島は暗い過去と明るい未来の両方を象徴する街です。また、強靭さ、意思の強さ、勇気、寛容さ、再生力など人間の強さが表れている街でもあります。このような街で我々の活動ができること、そして、広島県との長年のパートナーシップをとても光栄に思っています。…...
2021年2月9日・広島 - まるで池に投げ込まれた小石がさざ波を起こすように、新型コロナウイルスのパンデミックは、家庭や職場、地域社会、政府と国民との関わり方に至るまで私たちの生活のあらゆる面に波紋を広げている。国際的な開発課題にも波及しており、実効的な変化がもたらされない限り、影響は拡大するであろう。
2021年2月4日に開催された呉ロータリークラブ国際奉仕委員会主催の例会で、国連ユニタール広島事務所・持続可能な繁栄局の隈元美穂子局長が講演を行った。約70名のロータリークラブ会員と来賓を対象に、新型コロナウイルスの危機からの「より良い復興(Build Back Better)」を遂げる必要があるとメッセージを伝えた。
このほど発表された持続可能な開発目標(SDGs)報告書2020によると、2015年の採択以来、目標達成に向け一定の進展が見られていた。特に女性や子どもの医療へのアクセス、電力へのアクセスや、政府機関に占める女性の割合は確実に増えている。しかし、食糧不足、自然環境の悪化や不平等の拡大は未だに解消されていない。新型コロナウイルス感染拡大がこれまで手にしてきた成果を帳消しにし、状況を悪化させている。
「世界初の新型コロナウイルスクラスターが世界保健機関(WHO)に報告されたのはほんの13か月前ですが、今では1億3千...
2022年6月・広島 - 持続可能な開発目標(SDGs)との関連付けを探すだけに終わらず、SDGsの視点を生かして自分たちの方針や政策をアップデートすることが求められている、と慶應義塾大学大学院特任助教で国連大学サステイナビリティ高等研究所研究員の高木超さんは語る。
2020年から国連ユニタール広島青少年大使プログラムの講師を務め、SDGsに関するアドバイザーとしても活躍する高木さん。2030年までに目標を達成するためのSDGsの「行動の10年」に入り、日本でもかつてない機運を感じる一方、まだ「知る」段階を目指したプログラムが多いとも思う。
「やらなきゃいけない」と、縁遠いまま啓発や宣伝に取り入れようとしても、「ぼやっとしたタグ付け」にとどまってしまう。たとえばこれまで明朝体で書いていた書類をユニバーサルデザインに置き換えてみたらー。課題解決や改善の道筋はいたるところにある。知識を実践に結び付けるには、自分たちの文脈の中でとらえ直し体系化することと、検証・評価の仕組みを取り入れることが必要だという。, 自治体や開発途上国のガバナンスに関心をもっており、学生時代にはSDGsの前身であるミレニアム開発目標(MDGs)に着目していた高木さん。2030アジェンダが採択された2015年、神奈川県大和市に勤めていた。MDGsとは異なり、すべ...
2015年9月16-21日の日程で国連ユニタール広島事務所は米国国際開発援助庁(US AID)女性開発プロジェクトと中国新聞共催で国連ユニタール アフガニスタン女子代表サッカーチームのリーダーシップとコミュニケーション能力向上研修を実施しました。
スポーツをすることには多くの利点があります。特に紛争国に住む女性にとって自尊心を高め社会参画を促進し、既存のジェンダー規範を疑問視し、リーダーとして活躍する機会を与えるなどスポーツを経験することによる多くの潜在的な利点が挙げられます[1]。本研修ではアフガニスタン女子代表サッカーチームのサッカースキルおよび個々人の能力強化を通じてアフガニスタンの発展に寄与することを目指しました。
リーダーシップスキル、チームワーク向上、コミュニケーション手法やスポーツ心理学などアフガニスタン女子代表サッカーチームのニーズに沿った研修を広島で実施しました。様々なトレーニングやコーチング手法の成功事例や選手としての課題やリーダーシップを磨く機会などについてスポーツ選手との対談を通じて学びました。また、9月20にエディオンスタジアムで開催されたアンジュビオレ広島との親善試合では懸命にプレーしました。
[1] J. Larkin, S. Razack &am...
国際および地域社会に貢献し、国連ユニタールの専門家と広島の人々との交流を促進するため、国連ユニタール広島事務所では、学者、外交官、政治家、市民活動団体などによる講演会(公開セッション)や公開セッション(広島レクシャーシリーズ)を定期的に開催しています。
公開セッション・公開講義を開催した回数-127回
公開セッション・公開講義参加者-7,024人
(2003年~2015年7月)
過去の講義のテーマについては、以下をご参照ください。(敬称略), 2017
アフガニスタンの現状と今後の展望 - 日本の支援の役割
(2017年4月27日 於:広島)
基調講演:
駐アフガニスタン日本国大使 鈴鹿 光次 氏
ご挨拶:
アフマド・バシャ・ガフォーリ 氏 (駐日アフガニスタン大使館一等書記官)
川野 徳幸 氏(平和科学研究センター長)
隈元 美穂子 (国連ユニタール広島事務所長)
2016年
「世界津波の日」に考える防災と女性の役割 ー日本と大平洋諸国の知見からー
(2016年11月7日 於:東京)
基調講演:二階俊博氏(自民党幹事長)
パネリスト:
山中 燁子氏 (外務省世界津波の日特別大使)
タニア・ラウマヌルペ・ツポウ氏(駐日トンガ大使)
茅根創氏(東...
2021年3月18日・広島 - 近年では政治、文化及び社会経済分野における女性の活躍の場と範囲が広がりを見せていますが、国際女性デーは、20世紀の始めに女性労働者が労働条件の改善を求めたデモが起源だと言われています。ロシアでは3月8日は女性の日として1917年に公式な休日として制定されました。国連が正式に国際女性デーを制定したのは1977年。それ以降3月8日は世界的に女性の生き方を考え、活躍を称える日となりました。この100年間で働く女性は飛躍的に増え、役割も多様化しています。しかしながら、ジェンダー平等に関する課題は山積みです。
ジェンダー平等と女性のエンパワーメントは持続可能な開発(SDGs)の目標5にも掲げられている重要な要素の一つです。また、分野横断的課題としてその他の16の目標にも関連しています。しかしながら、STEM(科学・技術・工学・数学)教育を含む多くの分野でジェンダー平等の実現に向けた動きは停滞しています。UN Womenによると全世界の女性研究者の割合はわずか30%。STEM分野を勉強している女子学生は分野全体の35%です。また、STEM分野の女性研究者は男性に比べ調査研究の発表数が少なく、低賃金で昇進しにくいという最近の調査結果もあります。STEM教育は私たちの未来を築く重要な基礎です。新型コロナウイルス感染拡大でデジ...