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ミシェル・ジャイルズ=マクドノー氏が国連ユニタール総代表に正式就任
ケニア出身でデジタルリテラシーの推進者であり障がいを持つBetty Mwendeさんは、2023年の国連ユニタール「アフリカの女性と若者のためのエッセンシャル・デジタルスキル開発:デジタル経済における雇用機会と生活向上の促進」研修を修了しました。ベティさんは、地域の子どもたちに基本的なパソコンスキルを教えるボランティア活動を行い、デジタル格差を解消する手助けをしています。「国連ユニタールの研修は、プロジェクトマネジメントとデジタルスキルを向上させ、自信を深める貴重な経験でした。日本政府の資金提供の下で実施された同事業は、アフリカの7,000人の女性と若者に、データ分析、ソフトウェア開発、プロジェクトマネジメント、ビジネス分析、人工知能、そしてリーダーシップやネットワーキングといったソフトスキルを提供しました。, 2025年2月20日、広島 - ケニアでは、多くの人々にとって基本的なテクノロジーへのアクセスが贅沢である中、Mwendeさんはデジタルリテラシーとより包摂的な社会の実現を推進しています。コンピュータ応用技術を学ぶ学生であり、テクノロジー業界の連携を促進する非営利団体の広報担当者でもあるMwendeさんは、国連ユニタールの研修で学び、実践に努めました。これにより、プロジェクト管理とデジタルスキルをさらに高め、取り残された若者へのデジタ...
ケニア出身のLilian Oliviaさんは、ジェンダーとテクノロジー専門の弁護士であり、ジェンダーに基づくオンライン上の暴力を防止する非営利団体の創設者です。彼女の活動は、自身が受けたオンラインハラスメントという個人的な経験が影響しており、若い女性や少女たちを支援する道を選ぶきっかけとなりました。国連ユニタール「アフリカの女性と若者のためのエッセンシャル・デジタルスキル開発:デジタル経済における雇用機会と生活向上の促進」研修事業を通じて習得したプロジェクト管理、サイバーセキュリティ、マインドフルネスといった重要なスキルは、彼女が活動の規模を拡大させるのに役立ちました。彼女は今後、アフリカ全土のより多くの地域に活動の場を広げ、オンライン上の暴力への対応を強化するための政策変更にもはたらきかけたいと考えています。, 2025年2月25日、広島、日本 – ナイロビ出身のジェンダーとテクノロジー専門の弁護士であるLilian Oliviaさんは、女性と女児にとってより安全なデジタル空間をつくる活動に取り組んでいます。現在、イギリスで法律、イノベーション、テクノロジーの修士課程を履修中のLilianさんは、オンラインハラスメントやネットいじめ撲滅に対する意識向上と解決策を提供するための非営利団体をケニアに設立し、活動しています。Lilian...
学生のSeungjae Leeさんは、香港で難民を支援するために、個別指導プログラムに取り組んでいます。Seungjaeさんは、2024年の国連ユニタール青少年大使・アジア太平洋プログラムに参加しました。国連ユニタール青少年大使プログラムを通じて、Seungjaeさんはコミュニティプロジェクトの構築と、高次のレベルでの展開に向け、国際規模で展開する方法を学びました。彼のプロジェクトでは、持続可能な開発目標(SDG)4「質の高い教育」に沿って、香港で難民が言語の壁を越えて学べる堅実なプログラムを確立することを目指しています。, 2025年2月27日、広島 – Seungjae Leeさんは、香港のインターナショナルスクールに通う韓国出身の学生で、社会問題に情熱を持ち、リーダーシップや奉仕活動に積極的に関わっています。1年前、彼は香港で言語の壁に直面している難民を支援するプロジェクトを立ち上げました。Seungjaeさんは、2024年にITS Education Asiaと共同で実施された国連ユニタール青少年大使・アジア太平洋プログラムを修了した26人の若いチェンジメーカーの1人です。, Seungjaeさんは、香港在住の難民は多くないものの、彼らが直面している大きな問題は言語の壁だと語ります。香港では英語が少し通じるものの、主に広東語や標準中国...
ガーナの起業家Destina Mensahさんは、2024年3月に国連ユニタール「アフリカの女性と若者のためのエッセンシャル・デジタルスキル開発:デジタル経済における雇用機会と生活向上の促進」研修を修了しました。ガーナの伝統的な料理に着想を得て、栄養を促進しつつ文化的な遺産を大切にする健康によいシリアルを扱うビジネスを立ち上げました。国連ユニタールの研修では、プロジェクトマネジメント、ピッチング、デジタルリテラシーの重要なスキルが身につき、ビジネスのスケールアップに役立ちました。本研修事業は日本政府の支援を受け、2023年11月から2024年3月まで実施され、アフリカ24か国の7,000人以上の女性と若者に、グローバルな労働市場での就業力と競争力を高めるために必要なデジタルスキルを提供しました。, 2025年2月28日、ジュネーブ - Destina Mensahさんは、ガーナの豊かな料理文化を守りながら、より多くの人々に栄養価の高い食を提供したいと考えています。ガーナで大切にされている伝統的な朝食、トムブラウンから着想を得て、現代生活と伝統文化の双方を取り入れ、健康的な食の選択肢を提供するビジネスを立ち上げました。2023年に参加した国連ユニタールデジタルスキルと起業家精神研修が、彼女のビジョンを明確にし、アイデアを実現する手助けとなりまし...
レバノン出身のSara El Koussaさんは、母親が乳がんで療養生活をしていたのをきっかけに、がん患者やその家族を支援するオンラインプラットフォームを立ち上げました。Saraさんは、がんサポートコミュニティにおける支援の欠如を補うため、無料サービスの提供や新しいクラウドファンディング部門の運営に取り組んでいます。これまでに、1,500人以上の学生にリーチし、65人のがん患者をサポートしてきました。Saraさんは、国連ユニタールの「グレート・アイデア・スペース 2023:イラク、ヨルダン、レバノンにおける保健安全保障と経済発展のための起業家精神とイノベーション」研修事業に参加し、プロジェクトを強化するための新しい戦略やアイデアを学びました。, 2025年2月19日、広島、日本 - レバノン出身の起業家であり、「グレート・アイデア・スペース 2023:起業家精神とイノベーション」研修の修了生であるSara El Koussaさんは、がん患者とその家族を支援し、自国の保健安全保障を促進する取り組みを行っています。, Saraさんは、生物学の学位を心理学の副専攻とともに取得しており、ジェンダー研究やがん治療研究にも取り組んでいます。彼女の進路選択に大きな影響を与えた出来事が、母親の乳がん闘病生活でした。彼女の家族は5年間、治療費を含む支援を得るた...
生物多様性条約(CBD)が掲げる生態系アプローチは生物多様性の保護、持続的利用と遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を目的としています。生態系アプローチは将来の生態系と人間の両方のニーズを両立させることを目指し、包括的、総合的かつ普遍的なアプローチを使用します。生態系アプローチはすでに多くの国際条約や決議によって承認されており、アプローチを概念化する作業が継続して行われていますが、適切に実践するための運用ツールを必要としています。
その結果、国連ユニタール広島事務所と専門家で下記3つの要素を含む生物多様性に関する研修を考案しました。
研修会場の立地と水の生態系を最大限に活用する水資源と湿地帯管理
研修生がすぐに利用でき、習得した知識を応用できる社会政策と適切な手法の開発
生態系ツールに関する知識を各自の文脈に適用する最善の方法について成功事例と教訓から学ぶ
1998年に研修開始以来、200人以上の専門家が卒業生としてネットワークを構築しており、アジア太平洋地域で評価を得ています。本研修シリーズでは生物多様性や気候変動などの世界的緊急課題について議論を行ってきました。, 研修ごとに異なるテーマを設置していますが、本研修受講後には研修生は下記の項目を理解し達成することを目的とします。
戦略的なプロジェクト計画書作...
国連ユニタール持続可能な繁栄局ニュースレターをお読みいただけます。国連ユニタールの様々なプログラムや取組をご紹介しています。英文はこちらをご覧ください。第10号(2025年2月)第9号(2024年11月)第8号(2024年8月)第7号(2024年5月)‘特別記念号(2023年12月 )第6号(2022年11月)第5号(2022年8月)第4号(2022年5月)第3号(2022年2月)第2号(2021年11月)第1号(2021年8月)ニュースレターご購読のお申し込み・解除、ご質問・ご意見は、prosperity_communications@unitar.orgまでメールをお送りください。...
国連ユニタール広島事務所では2004年~2006年の間、日本、インド、中国など地域の経済大国の官民の専門家や学者を集め「国連ユニタール広島事務所 国際経済・金融研修」を実施しました。本研修ではアジア太平洋地域で紛争後の復興を目指す国々がより効果的な経済政策を実施するために外国資本を誘致する手段を議論しました。, 本研修受講後には研修生は下記の項目を理解し達成することを目的とします。
効果的な経済開発戦略策定のために必要な手法やツール
包括的かつ相乗効果がある形で政府開発援助(ODA)や海外直接投資(FDI)を誘致する政策策定方法
政府機関に提出するための優先順位付けしたリストや政策書類の作成
他分野セクター間の連携促進
情報交換のためのネットワーク立上げ
, 本研修では下記の異なる学習手法を組み合わせ参加型で研修を行います。
対話型講義とグループ演習
多角的な視点から講師が理論を説明し、実際のケーススタディを参考にしながら対話型で講義を進めていきます。講師の講義の後にはグループごとに議論を深め演習を行い、分野の文脈化促進を図ります。
前日の振り返り
毎朝研修開始前にグループごとに前日の振り返りを行い、講義の主な要点や参考資料などについて復習します。
視察
講義で学んだ理論の理解を深め、現状を踏まえた政策や実施例を学ぶ...
多くの人々にとって、汚職や金融犯罪は抽象的な概念に思えるかもしれません。しかし実は、世界中の何億もの人々の日々の生活にかかわる、極めて実体的な影響力をもっています。汚職や金融犯罪は、選挙や民主主義、法の支配を揺るがし、人権を損ないます。人々が社会で共に生きることを妨げます。地域によっては、情勢不安やテロ拡大を助長してもいます。そして、ほとんどすべての場所で、最終的には持続可能な開発を抑制しています。
汚職や金融犯罪は多面的な問題であり、総合的なアプローチと多様な主体が参画する戦略をもって取り組まなければなりません。
私たちの汚職対策研修では、この問題の複雑さや様々な要因、広範囲にわたる影響について、参加者の感性を高めます。行政、市民社会団体やメディアなどから集まる研修生は、戦略を見出し、それぞれの実態に即した自分ならではのアプローチを磨き、この犯罪に立ち向かうための明確な方法を手にするべく学びます。プログラムを通じて、説明責任や誠実さの文化を広める自信と技能を身に付けます。私たちのプログラムでは、関係機関や関係者の、金融犯罪を効率よく認識し、精査し、対応する能力を高める包括的なアプローチをとっています。
アフリカの若者のひとりとして、汚職に取り組み私たちの権利のために立ち上がる力をもらいました
, 国連ユニタールアフリカ・サヘル諸国の...