The Advisory Board meets virtually on 10 June 2021

2021614日・広島 ― 国連ユニタール持続可能な繫栄局諮問委員会が、2021610日にオンラインで開催されました。諮問委員のMichael A. Fors氏、Linda A. Hill氏、 Hans Jurgen Hoyer氏、 Ashleigh Owens氏、Jos Verbeek氏と、国連ユニタールのニキル・セス総代表、持続可能な繁栄局の隈元美穂子局長が集まり、同局の2020年の成果と今後の目標について話し合いました。

Michael Fors氏は、ユニタールの研修のオンライン化についてこのように述べました。

国連ユニタールのチームが、迅速かつ臨機応変にオンライン研修に切り替えたことは大いに評価に値する。簡単に見えるようで、様々な苦労があったと思います。

この速やかな切り替えにより、過去1年間でユニタールの研修参加者は4倍に増えたとセス代表は強調。国連ユニタール持続可能な繫栄局は、これを基に、今後も社会の中で最も取り残されている人々の格差解消のため、取り組んで参ります。目標達成の鍵となるのは、パートナーシップです。

研修内容の企画から資金面に至るまで、あらゆる面でのパートナーとの協力・連携が重要です。と隈元局長は話しています。

ユニタールとは

国連訓練調査研究所(ユニタール)は研修事業に特化した国連機関として、世界各国の人材開発を支えています。国連ユニタール持続可能な繫栄局・広島事務所では、発展途上国の社会問題を解決したいと願うチェンジメーカーを対象として、国際的なレベルで学ぶ機会と知識を提供しています。特に、若者や女性への支援を通じて、豊かでインクルーシブかつ持続可能な社会の実現を推進していきます。そして、ユニークな学習方法や知識の共有を通じて地方・地域・世界レベルで様々なパートナーと連携しながら、格差拡大の解消に取り組み、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献していきます。

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