• 太平洋6か国から12名の参加者が、国連ユニタール広島事務所が実施する2025年度「世界津波の日における津波防災に関する女性のリーダーシップ研修」の最終フェーズとなる4日間の地域ワークショップに参加するため、サモア・アピアに集まりました。本研修は日本政府および日本国民の支援により実施されています。
  • ワークショップは202639日、参加者および来賓を迎えた開会式により正式に開始されました。
  • 専門家による講義やスタディツアーを通じて、参加者は女性のリーダーシップ育成、災害レジリエンスの強化、さらに地域経済や生計と関連する災害リスク軽減(DRR)について実践的な知見を身につけます。主なテーマとして、ハザードの概念、生態系およびコミュニティに基づく防災アプローチ、伝統・先住民の知識、災害後ニーズ評価、早期警報システム、包摂的な災害対応などが含まれます。
  • 2026312日には、参加者がそれぞれの地域のリスクやニーズに基づいて策定した、包摂的な災害リスク軽減(DRR)プロジェクト計画を発表する予定です。
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2026311日、サモア・アピア – 202639日、国連訓練調査研究所 (国連ユニタール)は、太平洋地域6か国から12名の次世代リーダーをサモアのアピアに迎え、2025年度「世界津波の日における津波防災に関する女性のリーダーシップ研修」の地域ワークショップを開始しました。

本ワークショップは202639日から12日までの4日間にわたり開催され、本研修プログラムの最終フェーズにあたります。本プログラムは、日本政府および日本国民の支援により実施されており、参加者がそれぞれの地域社会の状況に即した包摂的な災害リスク軽減(DRR)戦略を策定するために必要な知識とスキルを習得することを目的としています。専門家による講義やスタディツアーを通じて、参加者は防災分野における専門知識とリーダーシップを深めるとともに、女性のリーダーシップおよび包摂的アプローチを重視しながら、地域社会、地域経済、生計のレジリエンス強化について学びます。

 

 

ワークショップの主な内容

本ワークショップでは、以下のような重要テーマが取り上げられます。

  • ハザードの理解(地質災害、技術災害、気象・水文災害)
  • 生態系に基づく災害リスク軽減 (Ecosystem-based DRR) およびコミュニティ主体の防災 (Community-based DRR)
  • 防災におけるリーダーシップとマネジメント
  • 太平洋地域における先住民・伝統的知識と災害レジリエンス
  • 災害後ニーズ評価(Post-Disaster Needs Assessment
  • 災害リスク軽減における早期警報システムとコミュニケーション
  • 防災における包摂性(ジェンダー、障がい者、社会的に脆弱な立場にある人々)

また、サモア国家緊急オペレーションセンター(NEOC)およびマニノア南海岸を訪問するスタディツアーも予定されています。これにより、災害への備えや対応に関する実践的な取り組みを学ぶとともに、災害を経験した地域住民の体験から直接学ぶ機会が提供されます。

開会式

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202639日、国連ユニタールは、サモア・アピアにおいて開会式を行い、ワークショップを正式に開始しました。 国連ユニタール広島事務所の三上知佐(みかみ・ちさ)は、開会の挨拶で、本ワークショップが女性のエンパワーメントと防災分野におけるリーダーシップとネットワークの強化に果たす役割の重要性を強調しました。

「この機会を最大限に活用してください。積極的に参加し、率直に意見を共有し、専門家からだけでなく参加者同士からも学び合ってください。」三上知佐、国連ユニタール広島事務所長

また、在サモア日本大使館の金田智宏(かなた・ともひろ)次席兼参事官も開会式に出席し、参加者に向けて激励の言葉を述べました。

続いて、サモア天然資源環境省 国家災害管理局 最高責任者補佐(ACEOFesola’i Molly Faamanatu Nielsen氏が挨拶を行い、参加者をサモアに歓迎しました。

ワークショップ日程

サモア・アピアで開催される本ワークショップは、専門家による講義、スタディツアー、グループ演習、ディスカッションを組み合わせた実践的なプログラムとして設計されています。主な内容は以下の通りです。

  • 39: 地質災害、技術災害、気象・水文災害などさまざまなハザードに関する講義とディスカッションを実施し、その後、グループ演習を行います。
  • 310: リーダーシップとマネジメント、伝統・先住民の知識、防災における災害後ニーズ評価、早期警報システム、広報およびメディアの役割に関する講義とディスカッションを行います。
  • 311: 参加者が各自のDRRプロジェクト計画を発展させるグループ演習を実施。その後、サモア国家緊急オペレーションセンター(NEOC)を訪問し、防災準備と対応戦略について学びます。また、マニノア南海岸を訪問し、地域住民から災害時の経験や復旧・生活再建の取り組みについて直接話を聞きます。
  • 312: 生態系およびコミュニティ主体のDRRに関する講義、DRRにおける包摂性をテーマとしたパネルセッションを実施します。その後、参加者がそれぞれのコミュニティに向けたDRRプロジェクト計画を発表します。最後に閉会式が行われ、ワークショップを終了します。
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「津波防災に関する女性のリーダーシップ研修」について

本研修は、参加者が包摂的な災害リスク軽減(DRR)戦略を策定するためのスキルを習得することを目的として、日本政府および日本国民の支援により実施されています。

本研修は2段階のフェーズで構成され、参加者は、女性のエンパワーメントと災害リスク軽減に関心を持つ世界各国の応募者の中から選抜されます。第1フェーズでは、3か月間のオンライン学習が行われ、専門家によるウェビナーやグループ演習を通じて学びを深めます。第2フェーズでは、世界各地の参加者の中から上位27名がウェビナー参加者として選抜され、太平洋地域の上位12名がサモア・アピアで開催される対面ワークショップに参加します。

 

詳細は以下をご覧ください。

https://unitar.org/ja/hiroshima/our-portfolio/leadership-and-empowerment/unitar-hiroshima-womens-leadership-tsunami-based-disaster-risk-reduction-training-programme-world

国連ユニタールについて

国連訓練調査研究所(ユニタール)は、研修事業に特化した国連機関です。2024年には、世界中で約55万人が受講し、より良い未来の実現のために世界各国の人材育成を支えています。ジュネーブ本部のほか、広島、ニューヨーク、ボンに事務所を構え、世界中にネットワークを持っています。詳しくは国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所ウェブサイトをご覧ください。

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