2025年2月22日、スイス・ジュネーブ —国連訓練調査研究所(ユニタール)は、ミシェル・ジャイルズ=マクドノー(Michelle Gyles-McDonnough)氏が正式に総代表に就任したことを発表しました。彼女は、2025年1月31日をもって任期を終了したインド出身のニキル・セス氏の後任です。
ジャイルズ=マクドノー氏は、持続可能な開発、政策提言、国際貿易、組織でのチェンジマネジメントにおいて30年以上の経験を有します。国連における主要なリーダーシップの経歴を持ち、直近では2017年から国連事務総長室の持続可能な開発部門のディレクターを務めてきました。
ジャマイカ出身のジャイルズ=マクドノー氏は、バルバドス、東カリブ、マレーシア、シンガポール、ブルネイ・ダルサラームにおいて国連カントリーチームを率い、持続可能な開発目標(SDGs)の推進において重要な役割を果たしてきました。また、法律顧問や国際貿易法の専門家としての経験も有しています。
学歴としては、コロンビア大学ロースクールで法学位、ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院で行政学の修士号を取得し、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールでエグゼクティブ教育のディプロマを修了しました。英語に堪能であり、フランス語およびスペイン語の実務知識も保持しています。
今後数週間にわたり、ジャイルズ=マクドノー氏は国連ユニタールの戦略的ビジョンを明確にするため、主要なステークホルダーとの意見交換を行い、持続可能な未来に向けた能力構築を推進する国連ユニタールの役割強化に取り組んでいきます。
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Michelle Gyles-McDonnough Assumes Office as UNITAR Executive Director