学習目的
研修ごとに異なるテーマを設置していますが、本研修受講後には研修生は下記の項目を理解し達成することを目的とします。
- 分野ごとの課題の特定
- 各分野の相互関係の説明
- ケーススタディから学ぶ教訓
- 政策開発と実践戦略
- 政策実行のための実現可能なプランの作成
- 課題解決のための目標設定
- 各分野の相互関係を考慮した上での戦略の策定
- 包括的な海洋の安全保障の必要性の説明
研修手法
本研修では下記の異なる学習手法を組み合わせ参加型で研修を行います。
対話型講義とグループ演習
多角的な視点から講師が理論を説明し、実際のケーススタディを参考にしながら対話型で講義を進めていきます。講師の講義の後にはグループごとに議論を深め演習を行い、分野の文脈化促進を図ります。
前日の振り返り
毎朝研修開始前にグループごとに前日の振り返りを行い、講義の主な要点や参考資料などについて復習します。
視察
講義で学んだ理論の理解を深め、現状を踏まえた政策や実施例を学ぶために視察を行います。
トレーナー養成(TOT)
本研修では机上の空論にならないよう実社会で役に立つ知識やスキルを提供しています。そして、研修生が各自の所属機関に戻り研修で学んだことを同僚や関係者と共有し幅広く知見を広めていくことを能力強化の一環として奨励しています。
研修終了報告書
2012年12月6~7日(中国、天津市)
アジア太平洋経済協力(APEC)第2回ブルーエコノミー(海洋経済)会合。中国国家海洋局主催、国連ユニタール広島事務所共催。その他共催団体:
- インドネシア海洋水産省
- グローバル・オーシャン・フォーラム(GOF)
- 東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)
- コンサベーション・インターナショナル(CI)
- 国際海洋研究所(International Ocean Institute:IOI)
2012年に開催された国連持続可能な開発会議(リオ+20)で「ブルーエコノミーの推進」が提唱されたのをうけてこの会合が開催されました。会合のテーマは「持続可能なブルーエコノミー:リオ+20後のAPECのブルーエコノミーのビジョン」でした。国連ユニタール広島事務所は海洋と人間の安全保障に関する研修成果とブルーエコノミーへの貢献について発表しました。
2011年10月18~21日(東京)
テーマ:津波と自然環境-効果的な計画作成のための教訓
2010年9月6~9日(東京)
テーマ:海洋と人間の安全保障-海洋の包括的安全保障を目指すためのガバナンス
2009年9月27日~10月2日(広島)
テーマ:海洋と人間の安全保障-海洋の包括的安全保障を目指すためのガバナンス「広島イニシアチブ」
2008年9月28日~10月3日(広島)
テーマ:海洋と人間の安全保障-海洋の包括的安全保障を目指して「広島イニシアチブ」
2007年10月14~19日(広島)
テーマ:海洋と人間の安全保障-海洋の包括的安全保障を目指して「広島イニシアチブ」
2006年10月1~6日(広島)
テーマ:海と食糧安全保障
2005年9月26~30日(広島)
テーマ:海と食糧安全保障
2004年7月5~9日(広島)
テーマ:海洋と人間の安全保障