ユニタールイラク奨学プログラム

 

このプログラムについて

イラクは何十年もの暴力や紛争を経験した国であり、現在地域全体の持続的発展と社会安定化を求めています。この状況を踏まえ、ユニタール広島事務所は日本国政府のご協力に加え、現地の経済発展を促すためにトレニンーグプログラムを行っています。

社会の安定化と発展のためには、経済成長が不可欠です。特に、紛争中、または紛争後の国で雇用やビジネスの機会が限られることは、さらなる紛争や暴力に繋がる可能性があります。ニーズアセスメントやプロジェクト作成の能力を強化し、起業家や中小企業のベストプラクティスを共有することは、社会の安定化と地域全体の持続的発展を促します。

国連ユニタールイラク奨学プログラム:青年層に向けた起業家・リーダーシップ研修は6ヶ月のプロジェクトとして実施しており、イラク青年層が地域リーダーとして活躍できるよう、現地で経済発展に貢献できる人材の能力を強化し、社会起業家に必要な技能や能力の向上を目指しています。イラクの持続的な復興と成長を支援するために、プロジェクト作成や事業開発とその実施に焦点をあて、特に、リーダーシップや指導法のスキル向上に重点を置いています。

ユニタールが起業家の養成はイラクの将来の経済発展や雇用問題特に若年層の雇用問題にはじめての社会問題の解決に対して肝心なことだと考えられます。この6ヶ月のプログラムは、ブレンド型学習手法を取り入れ、2回のワークショップを実施し、研修期間中に各自が1つのプロジェクトを完成させていきます。また、オンライン研修では社会起業家、リーダーシップやビジネスの実施等のテーマについて学びます。研修生は、ニーズアセスメントの結果を踏まえ、イラクが現在直面している課題に対するプロジェクトを提案します。こうして、研修終了時にすぐに実行可能な事業計画を完成させていきます。

このプログラムの実現に多大なるご支援ご協力をしてくださった、日本国政府、在イラク日本国大使館、UNDPイラク事務所の皆様に心から感謝申し上げます。

研修目的

本プログラムは、以下のスキルを身につけることを目的としています。

  • ハードスキル(専門的スキル)プロジェクト作成や事業立案、ニーズアセスメント、プロジェクトの実施、販売戦略、評価など、プロジェクトや事業を発展させ、実施するために必要な能力
  • ソフトスキル (対人的スキル)– チームワーク、コミュニケーション、問題解決能力、プレゼンテーション、リーダーシップなど、社会ビジネスを効果的に運用・管理するために必要な能力

この研修では、研修生が各自の発想を実現するために重要なスキルを学びます。また、これらのスキルは、イラク国内の社会起業家同士のネットワーク形成・強化を助け、社会的利益を産み出します。

手法

ワークショップⅠは海外で行われ、地域のニーズを評価するために必要な、社会起業とベストプラクティスの概念を紹介します。広島で行われるワークショップⅡでは、効果的なコミュニケーション手法を学び、戦略的事業計画を作成します。

この2つの研修の合間に、リスク軽減、予算、モニタリングと評価、そして変革管理に関するオンライン研修を実施すると共に、研修生は各自、プロジェクト作成に取り組みます。

このワークショップは、講義、少人数やグループでのディスカッション、個人での課題への取り組みなど、多様な手法を用いて行われます。

専門家の支援

ユニタール職員に加え、国際色豊かな講師やメンターたちが体験談を共有したりアドバイスや意見交換をしながら、期間中研修生をサポートします。

各年のプログラム

各年の研修生リストや研修生が作成したプロジェクトに関しては、以下のリンクからご覧ください。

2016 Cycle

関連リンク

プログラム紹介のチラシ [PDF]